FOB、CFR、DDU
何も知らない人に貿易上の違いを語る
ちょっと、分かりやすく、貿易の説明をすることに挑戦してみたいと思います。
貿易を知らない人に、相談される時がありますよね。
FOBって何?
CIFって何?
そんな時、FOBは、船に乗った時点で引き渡しとか
CIFは、仕向け地の港まで、運賃と保険込みだよ、とか
この様な説明をしても、なかなか分かってもらえないことが多いです。
本当に、理解させるのが面倒です。
それは、私の考えとして、ですが
税関が存在しているから、混乱するのだと思います。
つまり、税関の通関前、通関後という部分を最初に説明し、
説明を行えば、理解してもらえるのではないでしょうか?
最も売主に負担の大きいDDPまでを、
その負担区分を分割してみます。
0:売主の工場、倉庫など
1:売主の工場、倉庫などの出荷元から輸出業者指定倉庫までの輸送
2:輸出業務:輸出通関(指定倉庫〜On Board)
3:海上輸送
4:仕向地の港:輸入通関前:海上保険不含
5:仕向地の港:輸入通関前:海上保険含む
6:仕向地輸入通関:通関後一時保管倉庫
7:仕向地港〜買主までの輸送
8:輸入関税
以上の9つに分割してみました。
すると、それぞれ、話をしやすいと思います。
Ex Works:0の時点
Ex Go Down:1まで
FOB:2まで
CFR:4まで
CIF:5まで
DDU:7まで
DDP:8まで
このようになります。
これなら、少しは理解しやすくなりませんか?
貿易で、最も理解が面倒なのは、税関を通す/通さない、
ということと、保険をかける/かけない、の2点だと思います。
これ、どちらも、問題が起こらなければ、気になりませんが、
問題が起きると、面倒です。
簡単に引き受けると、後で後悔することもありますから、
リスクを予測して、引き受けるかどうか、決めるようにしましょう。
視覚で分かるようにおさらい
○:売主工場:Ex Works
↓
○:輸出通関前:倉庫:Ex Go Down
↓
−−−−−−−−−−−−−−−売主の国境(税関)
↓
○:輸出通関後:船にのる:FOB
↓
○:海上輸送中
↓
○:仕向地の港(海上保険不含):CFR
↓
○:仕向地の港(海上保険含む):CIF
↓
−−−−−−−−−−−−−−−向先の国境(税関)
↓
○:輸入通関後、買主へ(関税不含):DDU
↓
○:輸入通関後、買主へ(関税含む):DDP
ポイントは、国境(税関)です。
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